最近、クレジットカード現金化というワードをよく見かけますが、何のためにするのでしょうか?
なんか怪しそうな気もするし、融資を受ければいいのでは?と思うかもしれません。
この記事では、何のためにクレジットカード現金化をするのかについて紹介します。
現金化の3つの特徴とは?
クレジットカードの現金化は次のような特徴があります。
・すぐに現金を手に入れることができる
クレジットカードの現金化をすれば、申し込んだその日のうちに現金を振り込んでもらうことができます。
明日までになんとかしてまとまった現金が欲しい人にとって、融資を受けるよりスピーディに対応してもらえることでしょう。
・審査を受ける必要がない
クレジットカードの現金化は、金融機関で融資を受ける時のように審査を受ける必要がありません。
自分のステータスに自信がなくても心配する必要はありません。
・ブラックでも現金を用意できる
ブラックリストに載ってしまった場合、新しく融資をしてもらうことはできません。
その点クレジットカードの現金化であれば、ブラックリストに載っていても現金を用意することができるのです。
クレジット現金化とはショッピング枠を現金化すること
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシュング枠がありますね。
クレジットカードで現金を用意すると聞くと、真っ先に思いつくのはキャッシング枠を使ってお金を借りることではないでしょうか?
ユーザーが困った時、すぐにお金を借りられるようにクレジットカード会社はキャッシング枠を用意しています。
しかしクレジットカードの現金化のスキームはそれとは異なります。
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用して決済した商品を売却し現金を手に入れることです。
ちょっと手間がかかりますが、こうすればクレジットカードのショッピング枠を現金に変えることができるので「クレジットカード現金化」と言われています。
クレジットカード現金化の買い取方式とは?
クレジットカードの現金化には買い取方式とキャッシュバック方式があります。
買い取方式とは、実際にクレジットカードを使って決済した商品が一旦手元に届きます。
その商品を転売するだけですから、クレジットカード現金化業者を利用しなくても自分で現金化することができるという特徴があります。
業者に支払うはずの手数料を節約することができるため、高い換金率で取引することができるというわけです。
最近ではわざわざ買取ショップに行かなくても、オンラインを利用して実施することができるため、とても便利になりました。
ただし高い換金率で買い取をしてくれる店舗を自分で探さないといけないため、お店選びを慎重にする必要があります。
クレジットカード現金化のキャッシュバック方式とは?
一方のキャッシュバック方式とはどのような仕組みでしょうか?
キャッシュバック方式の場合、クレジットカード決済で購入した商品は手元に届くことはありません。
販売先と買取先が一緒のため、申し込みと同時に全ての手続きが終了し現金だけが指定した口座に振り込まれるというわけです。
換金率が高い商品を探したり、高値で買取をしてくれるお店を探す手間が不要であり、全て業者にお任せすることができます。
申し込んでからすぐに現金が振り込んでもらえるのもキャッシュバック方式の特徴です。
ただしこの方法を実施するためには、クレジットカード現金化業者を利用しないといけないため、業者に支払う手数料が必要になります。
消費者庁が現金化を行ってはいけないという理由は?
とても便利なクレジットカードの現金化ですが、消費者庁ではクレジットカード現金化に対して注意を喚起するキャンペーンを実施しています。
- 利用した消費者が支払い困難になる
- 決済したものの入金されないリスクがある
- 反社会的勢力の財源となっている
といった、クレジットカードの現金化によるトラブルが全国で多発しているからです。
クレジットカードの現金化を禁止する法律はなく、違法ではないのが現在の法解釈です。
しかし、クレジットカード発行会社は現金化を目的としたクレジットカードの利用を禁止しています。
もしバレてしまった場合カード利用停止処分を食らってしまう可能性があることは覚えておきましょう。
クレジットカードの現金化はどんな人が利用するの?
さて、クレジットカードの現金化はどんな人が利用するのでしょうか?
一つは、金融機関で融資を受けることができない人です。
金融機関で融資を受ける場合には、勤務先や年収などの属性をチェックされ、信用がないとお金を貸してもらうことができません。
勤め先の属性が悪かったり、勤続年数が足りない場合には希望する額を融資してもらえないのです。
こういった人たちが現金を入手する方法の一つとして、クレジットカード現金化があるのです。
また、融資を受けたという事実を信用機関に残したくない人もクレジットカードの現金化を利用しています。
金融機関で融資を受けた場合それは全て信用情報に残りますが、クレジットカードの現金化であればそういった記録を一切残すことなく現金を入手することができるからです。
借金をした事実は新規でクレジットカードに申し込む時や大きなローンを組む場合にはマイナスに働くことがありますが、クレジットカードの現金化なら問題ありません。
【結論】クレジットカードの現金化はどんな人におすすめか?
クレジットカードの現金化は全ての人におすすめできるスキームではありません。
クレジットカードの現金化をおすすめできる人は、
- 金融機関から融資をしてもらうことができない人
- 信用情報に借金をした履歴を残したくない人
です。
もしあなたがこの条件に該当するのであれば、クレジットカードの現金化を積極的に考えても良いでしょう。
クレジットカードの現金化には買い取方式とキャッシュバック方式がありそれぞれメリットとデメリットがあります。
クレジットカードの現金化をする前にはそれぞれの特徴をしっかりと理解した上で、自分にあった方法をチョイスしましょう。
最後になりますが、クレジットカードの現金はトラブルもたくさん報告されていて、消費者庁のホームページでも注意喚起されています。
もしあなたがクレジットカード現金化をするなら慎重に行うことが大切です。