クレジットカードにはショッピングに利用できるものとキャッシングに利用できるものとに分かれており、それぞれにきちんと利用限度枠が設定されています。
利用限度額の中でショッピング枠は大きいのにキャッシング枠は小さいのが一般的です。
それはどうしてなのかというと、キャッシングについては注意しておかないといけないことがあるからです。
今回はそういうキャッシングの罠について詳しく解説いたします。
一番大事なのは借り癖を付けないこと
キャッシングは現金を借りることができますので、急に現金が必要になった時にはとても便利であることは言うまでもありません。
ただ、その手軽さからキャッシングを使いすぎるのではいけません。
着やすく使いすぎると借りる行為に対して相当心理的なハードルが下がってしまいますので、それではいけないです。
普段であればキャッシングを利用する必要が無いわけですが、それでも安易に借りないほうがいいでしょう。
むしろ、利用する時には重大な決心を持って利用するというような気持ちでいた方がいいです。
借りるのに癖を付けないというのがポイントです。
少額だからと言って利用しすぎない
大きな額を利用する場合には返済できるのかどうかというのが気になるわけですが、小さな額を利用する場合というのは返済できそうだから安易に利用しやすいです。
少額だからいいのかと言って頻繁に利用するのもまた危険なことです。
1回の利用額は少額だったとしても、返済時にまとまった金額になっていることもあります。
キャッシングはショッピングに比べても金利が高いので、少額であっても利息の支払い分がそれなりに負担になってきます。
リボ払いには十分に気を付ける
キャッシングを利用するに当たり一括払いや分割払いであれば、終わりがはっきりしている分だけ返済計画が立てやすいということがありますが、リボ払いになるといつ終わるのかというのが分かりにくかったりします。
毎月の返済額自体は一定なのですが、いつになったら返済が終了するのかというのがはっきりしません。
リボ払いは返済が楽だと思いがちですが、結果的に返済を先延ばしにしているだけですので利息も当然膨らむ結果になります。
そういうわけで、長い目で見ると元本だけでなく利息負担分を含めて相当な額を支払わないといけなくなります。
キャッシングを行う時に返済額が一定だからと言ってリボ払いを多用していると、いつまでたっても返済が終了しないということにもなりかねません。
ショッピングにおいてもリボ払いは注意をしないといけませんが、キャッシングにおいてはなおさらリボ払いに注意しないといけません。
キャッシングはあくまで借金である
キャッシングを使いすぎる人というのは自分の残額がマイナスだというような意識が低いです。
つまり、キャッシングが自分のお金ではなくクレジットカードに対する借金だということです。
借金ということになると返済をしないといけなくなります。
借金をしてまでキャッシングを利用するのかというのがポイントになるでしょう。
キャッシングによって利息を含めてどのくらい返済をしないといけないのかというような先を見越した考え方を持つと、無意味なキャッシングをすることは無くなるでしょう。
こういう考え方を持つことこそキャッシングを使いすぎることが無くなります。
当たり前のことができていない人がキャッシングを使いすぎることになります。
キャッシングを使いすぎることが無いようにしたい
クレジットカードにおいてキャッシングを利用することで現金を手に入れることができます。
ただ、キャッシングは借金というような意識を持った方がいいです。
少額であってもリボ払いには十分に気を付けておいたほうがいいです。