クレジットカードのキャッシュ枠を現金化しようとインターネットで業者を探しても、悪徳な業者に行きついてしまうと現金化どころではありません。
現在では全国に数千店舗ものクレジットカード現金化店舗があり、インターネットにも現金化のサイトが溢れています。流行る業界には悪徳な業者がはびこるもの。
悪徳なクレジットカード現金化の業者に引っかからないために、悪徳な詐欺業者の特徴を勉強し、詐欺に合わない心構えを持つことが大事です。
■実際に詐欺にあった方の悪徳クレジットカード現金化体験談
41歳女性(専業主婦)
クレジットカード現金化の広告をインターネットで見かけて利用してみることにしました。ホームページには『換金率96%』と記載されていたのですが、実際に利用してみると換金率は70%ほどになりました。
クレジットカード現金化の業者に連絡をして説明を求めましたが、事務手数料や審査料などがかかるとのことでした。
初めに利用規約を読まかった私が悪いのですが、今すぐ現金が必要だったので泣き寝入りする事にしました。
次回からは利用規約などホームページを良く読んでから優良なクレジットカード現金化のサイトを探したいと思います。
31歳男性(自営業)
以前クレジットカード現金化サイトを利用したときのことです。
申し込み後に、ホームページに書かれている換金率よりも低かったので利用を断ろうとしました。
すると『申し込み後にキャンセルと行いますと、キャンセル料金が発生します。』と言われました。
ちょっとキャンセル料金はおかしいとごねると、『キャンセル料を払わないと別途迷惑料が発生する』『電話番号で個人の特定はできる』などの脅し文句を言われ、結局支払ってしまいました。
換金率は申し込みの前に、クレジットカード現金化業者に確かめた方が良いですね。
38歳男性(会社員)
ちょっと現金が必要になって、インターネットでクレジットカードの現金化業者を探していました。
少しでも換金率の高い業者を探していたのですが、『現金振り込み5分以内!』のふれこみを見て業者を決めました。
電話対応後にクレジットカード決済をして振り込みを待っていたのですが、一向に振り込まれる気配がありません。再度電話してみたのですが繋がらなくなっていました。
せっかく長い時間かけてクレジットカード現金化の業者を探したのに…。もっとよく調べていればと後悔しています。
23歳女性(学生)
お金が必要になった時に友達に相談しました。すると『クレジットカードのキャッシング枠なら現金化できるよ!』と聞き、さっそくインターネットで調べました。
良さそうな業者があったので電話してみるとなんだか怪しくて…話し方も雑だし丁寧じゃない感じがしたので断ることにしました。
その後出会い系サイトからのメールや消費者金融からのダイレクトメールなどが届くようになりました。
おそらくクレジットカード現金化の業者に電話したときに個人情報を教えたことで悪徳業者内に私の情報が拡散してしまったと思えてなりません。
信用のない業者には個人情報は絶対に教えてはダメです。
こんな業者にご注意を!詐欺サイト・業者を分析!
以上が実際に悪徳クレジットカード現金化業者を利用した方の体験談でした。
体験談からわかるように悪徳な詐欺業者には4パターンあります。
換金率の情報が記載と違う
一番多い詐欺がホームページの換金率と実際の換金率に差異があることです。
悪徳な現金化業者の場合、何かと理由をつけて換金率を下げてきます。
クレジットカード現金化の業者には優良な業者も数多くあるのですが、利用者が勘違いしていることもあります。
換金率は『最大〇〇%』と記載されていることがあります。これは決済金額によって換金率が変動する業者です。
例)
- 10万円分の決済で70%の換金率
- 300万円の決済で98%の換金率
上記のように決済金額で換金率が変動します。クレジットカード現金化において換金率はとても重要な要素なので、利用前にきちんと確認をしておきましょう。
キャンセル料金など別途料金が発生する
普通の優良な業者を利用した場合、キャンセル料金などは発生いたしません。
悪徳な業者はホームページのどこかに不審な点を残しています。利用者が『この業者はどこかおかしい…』と感じ、キャンセルばかり行うと儲けが出ない為、悪徳業者は『キャンセル料金』と言う名目を作り、お金を稼ごうと必死なのです。
いずれにせよトラブルにならないために、事前にキャンセル料金や迷惑料など現金化と関係のない料金の有無を確認しておきましょう。
クレジット決済を行ったのに現金が振り込まれない
この事例も良くある悪徳詐欺のひとつです。
最近の業者は『ネットバンキング利用で24時間振込可能』など時間を気にせず気軽に取引ができるところが増えてきました。
気軽に利用できる反面、悪徳業者に狙われることもあります。
クレジットカード現金化の流れは下記のような流れですが、
- 業者の指定した商品を買う
- 商品が到着
- 現金が口座に振り込まれる
悪徳業者の場合、実際に価値のない商品を購入させられ現金の振り込みもない事が多いです。
優良な現金化業者の場合は『新幹線特急券』『ギフトカード』など価値のある商品の購入を支持されるので、購入商品に違和感を覚えたら利用を中止した方が良いでしょう。
個人情報を抜き取るのが目的
クレジットカード現金化を利用する際にはある程度の個人情報を聞かれます。
しかし悪徳な業者になるとクレジットカード現金化詐欺だけではなく、個人情報も悪用しようとします。
主に電話対応時に根掘り葉掘り聞いてくることがあるのですが、少しでも怪しいと感じたら個人情報を教えてるのはやめましょう。
特に悪徳業者が聞きたい情報は以下の項目です。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- クレジットカードの番号
事前に利用予定のクレジットカード現金化業者が悪徳か優良化を調べることが出来れば個人情報も守ることができます。
まずは利用業者に何か不審な点は無いかホームページの換金率や利用規約を読み、電話問い合わせで突っ込みを入れてみましょう。
言ってることが矛盾していたり、または回答に困っているような業者の場合は注意が必要です。
振り込み詐欺
入金したお金をあらゆる方法で振り込ませようとする悪徳業者がいます。
主に入金後にメール等で他のサイトへの登録を紹介されたり、メールアドレスなどの個人情報から登録もしていないサイトへの振り込み詐欺があるようです。
現金化業者はクレジットカードの現金化のみで成り立っている業界なので、「パチンコ必勝法」「競馬攻略法」「アダルト動画サイト」「出会い系サイト」などの業者とは一切関係ありません。
もし現金化を利用後に、勧誘メールやスパムメールが来るようになったら今すぐ利用を停止しましょう。
HPの作りが雑
見た目がきれいだからと言って安心できるものではありませんが、少し雑なつくりのHPを持っている業者は注意が必要です。
とくに会社の住所や電話番号、運営会社情報が無いHPは信頼度がありません。
優良な業者はそれなりに資金を持っているのでHPにもお金をかけています。HPの良し悪しを一つの基準にしても良いでしょう。
商品が情報商材
クレジットカード現金化はショッピング枠で商品を購入後、商品と引き換えに入金してくれるサービスです。
素人ではどんな商品が高く売れるかのノウハウがありません。
そこで現金化業者が「高額で売れる商品」を紹介してくれます。
しかし業者のすすめてくる商品が「情報商材」「WEBデータ」など、有形では無い商品の場合は注意が必要です。
もしかすると事務所もない業者の可能性があります。事務所が無い業者は当然住所もないので信用度が下がります。
入金直前に金額が変わる
事前にHPなどで調べていた換金率や、電話・メールで問い合わせた時の換金率が、手続き後に入金の直前で聞いてもいない手数料などを引いてくる悪徳業者がいます。
電話などで手数料の有無や、問い合わせ内容を録音するなどして対策を売っておくのが良いでしょう。
振込回数が分割
現金化した料金を一括で振り込んでくれないあくどい業者がいます。
分割で振り込むことによって「振込手数料」などの名目で金額を下げてきます。
事前に電話やメール等で手続き後の入金は「一括か?」「分割か?」を確認しておきましょう。
悪徳クレジットカード現金化業者のまとめ
以上が悪徳クレジットカード現金化業者の手口です。また上記以外の巧妙な詐欺行為も報告されているので利用には最新の注意が必要です。
また情報を抜き取る系の悪徳業者はクレジットカードの番号を聞き出そうとすることもあります。
他社にクレジットカードの番号がわたってしまうと無断で使用されますので、絶対に教え無いようにお願いします。
クレジットカードのコピーも同じです。